YOU TUBEにアップしたライディーンのパッチを紹介。
まずAメロ。RolandのSystem-1とprophet-6を重ねた。オリジナルはどうやらARPのODYSSEYのようだ。
オシレーターは2オクターブの差を付けること。これがすごく大事。そしてビブラートを少々かけるのだがこれを少し遅らせてかける。このパッチでいうとLFOセクションのFADE TIMEというツマミ。他社ではDelayとなってたりする。あいにくProphetにはこのツマミはないがRolandの機種は基本付いているはず。このセッティングができれば他のシンセでもかなり似た音になる。動画ではこれとほぼ同じセッティングのオクターブ下をProphet弾いている。
次にBメロ。オリジナルはAメロと同じかも?しれないがここではOddity2を使っている。これも二つのオシレータを2オクターブ差にしている。
これにオクターブ下でシンセストリングスを入れる。これがBメロの肝。Prophet-6で弾いているがProphet-Vではこんな感じ。
AメロとBメロのバッキング。フィルターのアタックをかけてファーンというシンセホルン的な音。Prophet-6で弾いてるがこれも参考はProphet-V
ベース。ちょっとディチューンをかけてうねる感じ。同じく参考はProphet-V。この手の音は他のシンセでもまあまあ似た音は出せると思われる。
最後にスネア。Addictive Drums2のLinn Drum。オリジナルはもちろん生を使っているがこれがまあまあ近かったので。
以上、主要なパッチのみだが簡単に説明してみた。ともかくメロのオシレーターセッティングが重要。二つのオシレーターを32と8のように2オクターブ差を付ける事。そしてビブラートを遅らせてかけるセッティングに。FADEあるいはDelayつまみがない場合は動画の私のように手動でやるといい。ODYSSEYの実機やソフトを持っていればそれだけでAメロとBメロをやってもいいかと。(と言うかそれが答えかもしれない)要所を押さえれば他のシンセでもそこそこオリジナルに近い表現はできると思う。