ハウルの動く城より「人生のメリーゴーランド」を弾いてみました
木管、金柑、打楽器、ハープ、弦楽器とある程度オリジナルに近い編成で再現しています。
メインのメロは弦楽器でダブルベース以外は全てユニゾン(同じメロ)を弾いています。
これはスターウォーズなどいわゆるハリウッド系の楽曲でも昔から用いられている手法で
これでもかというくらい重ねて重厚さを出しているんですね。二回目はオクターブ
上がるというのもよく見られる効果的な手法です。
これらは全て手持ちの音源で再現しています。EASTWEST社のHollywoodシリーズで
作られています。後は映像にある通り生ピアノです。
久石譲氏の楽曲はフルスコアでもいくつか販売されているので私のような劇伴作曲家には
とてもいい資料で重宝しています。最近こそあるものの一昔前はこうした商業映画音楽の
オーケストラ譜などは決して売ってることはなかったので。
要はネタをバラさないって事です。
パソコン音楽の世界でもオーディオファイルを読み込ませればドラムやボーカルなどを
それぞれのファイルとして書き出してくれる機能もあります。
昔は自分の耳で分別していたものです。いわゆる耳コピというやつですね。
音源もかなり本物に近いので、というか本物のオーケストラを録音して鍵盤に
割り当てているので事実上本物の音、という事になります。
特に自主やインディーズ系の映画で生楽器系の劇伴が必要な時はこうした音源で
十分かと思います。
オーケストラ、室内楽風な楽曲を作りたい場合はぜひ声をお掛けください。
練馬区・石神井公園の作曲家