劇伴テクニック③ブラームスから学ぶストリングステクニック

もともとブラームスは好きでして交響曲第はもちろん
ピアノコンチェルトや小品集など色々聞いたものでした。
(もちろん今でも聞いてますが)

その中でも交響曲はバーンスタイン(指揮者)のシリーズで
4曲集めて日々聞いていたのですが第一番の4楽章が非常に
印象的でひょっとしてみなさんも知っているのではないかと思います。

劇中曲などでもちょっとした短いシーンなどで
ストリングスのみの曲を作る、なんて事はよくあるのですがその際に
ちょっとだけ工夫すると厚みが増して豪華な響きになる手法があります。

それが4楽章の後半の知る人ぞ知る有名なフレーズで使われている手法なんです。

簡単に言えばホルンを加えるだけ、です。

ストリングスの隙間を埋めるような感覚で
長めの音符にし補うようなイメージです。

カウンターメロディー(対旋律)とまではいかなくても
多少の意図があるといいかと思います。
要はただ合間を埋めただけ・・・では音楽的にならないので。

スコアを見るとさらにいいと思います。

視覚的になんとなく役目がわかると思うので
真似してやってみると感覚が掴めると思います。

同じストリングスのみの楽曲でもこうしたちょっとした工夫で
差をつける事ができるのでやってみる事をおすすめします。

使用機材

DAW→Digital Performer
音源→EASTWEST Hollywood Orchestra

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