作曲家 上原一之龍の日々のお仕事紹介。ゲーム・アニメ・劇伴の作曲。自社レーベルのCDの制作販売及び楽曲管理が主な業務。

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バイト

ポチの向こうにあるもの

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今ではAmazonやECサイトで気軽にポチして後は到着を待つのみという買い物スタイルが主流だがこれも宅配便のドライバーがいてこそ成り立つわけだ。もはやポチすれば自動で届くという感覚にすらなっていると思う。かく言う私は過去にお中元の時期だけ宅配便のバイトをした事がある。自分の車、しかも4ドアセダンの乗用車(ギャラン)だったがそれを持ち込んでの配達だ。

まず、ヤマトの営業所に行き自分の割り当て分が大きなカゴに入っている。それらを自分の車に放り込み配達を開始するのだが配達範囲は「一人1丁」と決まっている。〜町5丁目だけ、とか明日は4丁目だけとか。1丁だけなんて楽勝ではないかと思ったら大間違い。そもそも車に荷物が入らないし物理的にそれ以上の配達は一日では無理だ。ちなみに当時は時間指定がない時代であった。なので積んだ荷物は近いところから順番にいるかいないかわからないお宅に配達しに行くわけである。当然不在が出てくる。宅配で一番つらいのは不在だ。不在との戦いと言ってもいい。せっかく届けても不在だと荷物が減らない。ちなみに当時は1個150円のバイト代だった。それもあって荷物が減らないと再配達にもなり報酬もお預けとなるので精神的にもなかなか凹む。

一軒で1個だと1時間にせいぜい6軒程度しか回れない。配って移動してピンポン押して届けて・・・を繰り返すと一軒で10分くらいはかかってしまう。不在があると本当最悪。しかし一軒で4個という事もある。こういうのはおいしい。それと大型マンションだ。一箇所に何件も届け先があると一軒家のように住所探しながらうろつく事もなく短時間で複数軒回れる。これも効率いいのだがマンションは実は若い世代の住民が多く不在である事が多い。結局持ち帰りという事も少なくない。一軒家は地域によっては老人も多く家に誰かがいる事も多い。そして缶コーヒーやら何やらをくれるのも決まっておばあちゃん世代の方々だ。これは宅配人としてはとても嬉しい。荷物が減りさらにねぎらいまでされるなんて最高だ。不在は本当最悪。

こんな感じでやってるので自分で宅配を頼む時は時間指定で必ず家にいるようにしている。かなり昔は玄関先放置というのが許された時代だったようだがそれだと盗難があったら誰の責任なの?って事になるし・・・さすがに今はあり得ないんだけど。それでも各家に宅配ボックスがあるといいなと荷物をもらう身でも思うのであった。

Amazonでポチする時はこの記事を思い出して欲しい。

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